Vim(テキストエディタ)とは Linux の高機能テキストエディタです。SSHなどのコンソールからファイル作成・変更などで使います。Linuxエディタには色々な種類がありますが、Vimは使いやすいのでオススメです。
Linuxを操るには最低限のコマンド操作は覚えておきたいですね。
Vimをインストール
// インストール # apt-get install vim vim-common
crontab -e のエディタ変更(nano → vim)
標準エディタが nano になっているので、ここで Vim に変更します。
// エディタ変更コマンドを実行 # update-alternatives --config editor Selection Path Priority Status ------------------------------------------------------------ 0 /bin/nano 40 auto mode 1 /bin/nano 40 manual mode 2 /usr/bin/vim.basic 30 manual mode * 3 /usr/bin/vim.tiny 10 manual mode // Vimを選択「3」を入力 # 3
基本操作方法
起動方法
// 新規作成 or 編集
# vi ~/abc.txt
※ 指定ファイルが存在しない場合は、新規作成になります。
編集モード
タイプした文字がそのまま反映される。「i」で編集モード。「Esc」でコマンドモードへ戻る。
コマンドモード
各種コマンドが使える。起動直後はこのモード。
最低限覚えておきたい操作
「i」 編集モードに切り替える。
「Esc」 コマンドモードに切り替える。
「:wq」 編集中のファイルを保存して終了。
「:q!」 変更を破棄してviを終了。
「:dd」 1行削除
「Ctrl」+「f」 次画面へ
「Ctrl」+「b」 前画面へ
※ コピー&貼り付けはマウスを使った方が簡単です。事前に編集モードに切り替えておき、貼り付けたい部分にカーソルを持って行きます。そして、コピーしたい部分をマウスの左ボタンを押しながら選択していきます。コピーしたい部分が反転したら、左ボタンを放して、に右ボタンをクリックすると挿入されます。