mixhost(ミックスホスト)って初耳の方も多いのではないでしょうか?
mixhostは、2016年に誕生した「クラウド型レンタルサーバー」です。運営会社のアズポケット株式会社は2016年4月11日に設立されました。
友達が「使ってみると驚くよ」と言っていたのでお試し契約してみました。
もし登録して気に入らなければ放置でOKです。クレジットカードも不要で変に請求もされる事もないので安心です。結局、2回ほどお試ししました。
無料期間中の制限
「メール送信が、1時間あたり10通」のみで、他は有料契約と同じく使えました。
とりあえず、管理画面(cPanel)を巡回して、独自ドメインを設定してWordPressをインストールしてみました。
さくらのVPS(2G)チューニング済み(Nginx、MariaDB、PHP7)と比較してみた
さくらのVPSは仮想専用サーバーなので、mixhostのようなレンタルサーバーと比較するのは少し酷くかなと思いましたが、、やってみたらびっくり。
自分の中で、さくらのVPSに勝てるレンタルサーバーは無いだろうと思っています。
とりあえず、結果を見てください。
比較条件
- WordPress(プラグインなし、テーマはデフォルト)で比較してみました。
- お互い、https://のURL。(SSL)
- F5を同じ回数リロードした後の値です。
※ 自宅回線からの比較なので、回線状況によって結果が異なる可能性があります。
Page Speedを比較
mixhost 0.33秒。これはさくらVPSも同じ0.33秒でした。
※画像は、mixhostの計測時の画像
Googleが喜びそうな値を叩き出しました。
TTFB(最初の1バイトが到着するまでの時間)を比較
さくらのVPS(2G)
TTFBは、177.96msです。
mixhost(スタンダード)
TTFBは、160.19msです。
mixhostに負けました。この値を見る限りでは、どちらも速いのは確かです。キャッシュなしで、この値なら素晴らしいです。
自宅からのPING
さくらのVPS(2G)
mixhost(スタンダード)
特に遜色ありません。というか速いです。
結果から言えることは、、
チューニング済みのVPSと比較しても、mixhostは遜色なく速かったです。無駄な苦労せず、設定画面からただインストールしただけなのに、これだけのパフォーマンスが出るならVPSじゃなくても。速さを求めたら、これを超えるレンタルサーバーは他にあるんだろうか?と思うくらいです。
正直なところ、運営会社が新しいのでまだまだ未知な部分はあると思いますが、、今言えることは、mixhostはすげぇな。と。
お試し契約して、トレースルート(tracert、traceroute)とか、割り当てられたIPアドレスを調べてみるとその理由が分かるかもしれません。あえてここには書きませんけど・・。
お試しは無料なので、少しでも気になったら試す価値はあると思います。MixHostを試してみると、他のレンタルサーバーは何だったんだろう?と思うかもしません。
SSL(https)は無料だし、URLをhttps://にするだけでSSL対応になる手軽さ。しかも、HTTP/2対応なので、画像などの読み込み速度も速く体感的にも速さを感じると思います。
お試し契約の流れはこんな感じです
参考までに、お試し契約の流れを載せておきます。クレジットカードは不要です。
サブドメインを決める
ここで決めたサブドメインは、後々何かと使うので慎重に決めた方が良いかもしれません。後々、サイトの表示テストとかで色々使えます。
お試しプランを決める
主なプランは4種類あります。
個人的には一番安いスタンダードプラン(3vCPUs / 4GBメモリ)がオススメ。
運営会社的には、一つ上のプレミアムがオススメみたいだけど、個人的にはスタンダードでも十分かなと。
一応、転送量の目安があるので、それを参考にプランを決めてください。どのプランでもお試しは無料です。
お試しなので、請求0円。
お客様情報を入力
本当に請求0円。クレジットカードを入力する所もありません。
クレジットカードは本契約をしてから入力するので、お試し期間中は気にする必要ありません。
これでお試し契約が完了
これですぐにサーバーが使えるようになります。
これでお試し契約が完了です。
この時点で、お客様情報画面で入力したメールアドレスに「【mixhost】サーバーアカウント設定完了のお知らせ」が届いてると思います。
大事なメールなので、保存しておきましょう。
Gmailの方は迷惑メールに分類される事もあるので、要確認です。登録してから20分もあればメールが届いているはず。
お試し期間内はじっくり試してみることをオススメします。
mixhostの管理画面(cPanel)はこんな感じ
mixhostで使われている管理画面のcPanelは、他で契約して使おうとしたら数万円する代物です。mixhostなら無料で使えます。
cPanelは多機能で慣れれば使いやすい管理画面ですが、あっち仕様で言葉の表現が取っつきにくい感じです。初めての人には分かりにくいかもしれません。何度か試してみるとすぐに慣れると思いますけど・・。
mixhostの料金プラン
初期費用は無料。プラン別の違いは、「ディスク容量、CPU個数、メモリ容量、転送率の目安」です。詳しくは、mixhostの公式ページを参考にしてください。
プラン名 | 月額料金 | ディスク容量 | CPU個数 | メモリ容量 | 転送量の目安 |
---|---|---|---|---|---|
スタンダード | 880円 | SSD 150GB | 3vCPUs | 4GB | 2TB/月 |
プレミアム | 1,780円 | SSD 250GB | 5vCPUs | 8GB | 4TB/月 |
ビジネス | 3,580円 | SSD 300GB | 8vCPUs | 12GB | 6TB/月 |
ビジネスプラス | 7,180円 | SSD 400GB | 10vCPUs | 16GB | 7TB/月 |
※税抜
データー転送量の制限、及び課金は設けておりませんが、他のユーザー様に著しく影響が発生する場合は速度制限、及び上位プランへの変更をご案内させていただく場合がございます。
ディスク容量が少ない?
それは、mixhostで使われているハードディスクがSSD(ソリッドステートドライブ)だからです。一般的なレンタルサーバーで使われるのはHDD(ハードディスクドライブ)
SSDは処理スピードが速いけど容量単価が高いので、ディスク容量の割り当てがどうしても少なくなります。
速さを求める高級サーバーでSSDがよく使われています。
しかし、mixhostの一番安いプランでも割り当てが100GB以上あるので、WordPressでブログを書いたりする程度なら十分足りると思います。容量が足りなくなってきたらプラン変更で簡単に容量アップが出来ます。どこかと違って、ちゃんと日割りで計算してくれるし。
プラン変更で面倒な移管作業なくできるのは、クラウド型レンタルサーバーの良いところですね。
mixhostの公式サイトでお試しをやってるので、興味があれば一度試してみることをオススメします。
数時間後には、mixhostに引っ越しを考えてしまうかもしれません。
気づいたか分かりませんが、このサイトもmixhostから配信しています。サクサクでしょ?